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クリア塗装におけるウォータースポットとの関係について

2015年07月17日

ウォータースポットとは・・・?

発生部位や原因物質によらず、雨水や水道水などの水滴が付着し、水分が蒸発する際に発生します。水玉が太陽の光に当たることで、水玉がレンズの効果を発揮し、塗装の表面を熱で腐食させる症状のことをいいます。

又、製品と養生フィルムの間に雨等が入り込んでしまうと、水を含む事でレンズとなり、炎天下の中放置すると養生フィルムの糊が溶解し、塗装と反応して剥離現象が起きます。
このようにウォータースポットができると、塗装を腐食させる大変厄介な汚れになります。何れの場合も腐食や固着、あるいは化学的融合といった汚れが時間を経てしまうと、溶解や研磨による方法で汚れを除去する必要があるということです。



ウォータースポットの発生を抑える方法

屋根付きの場所に保管したり、雨上がりに水玉をすぐ拭き取るようにしないといけません。
一度ついたウォータースポットは、表面を平らにしないとなかなかとれません。 塗装面にウォータースポットがついた場合は、磨いて取れる場合と再塗装しなくてはいけない場合があります。

ウォータスポットは、以上のようなことから、発生してから対処するよりも、できるだけ発生させないようにすることが一番の対策になります。

具体的な対策方法

養生フィルムが貼られてある製品は、雨に濡れないようにする。
万が一濡れてしまった場合には、早々に養生フィルムを剥がす事により発生を防ぐ事が出来ます。
製品の取り付けが完了したら、出来るだけ早く養生シートを剥がし、塗装面を乾燥させて下さい。



【お問い合わせ先】
富山県射水市片口387
片口事務所

TEL (0766)84-3200

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